当コラムは昭和57年(1982年)創業のインペリアル・エンタープライズ株式会社によるものです。年間500種類以上販売している靴のなかから、外反母趾など足に悩みをお持ちの方でもゆったりと履けるエレガントな幅広シューズをご紹介しています。ショッピングサイトはこちらから
靴の中で足がすべることの危険性
靴は長時間履くものなので、靴の中で足がすべり、つま先が窮屈なまま過ごしていると、靴の寿命が短くなるだけでなく、以下のような身体的悪影響が起こります。
- タコやマメができる
- 姿勢の悪化
- 足、腰などの痛み
- 筋力の低下
- 外反母趾やハンマートゥなどの骨格変形
症状が軽いものは痛みが癒えればいいのですが、外反母趾やハンマートゥなどで骨の変形にまで至ると、元の状態に戻すのが非常に難しく、ゆくゆくは歩行困難にもなりかねません。
「(※1)20~39歳の間につま先が細い靴を履いていると、50歳以降に外反母趾になるリスクが高い」という研究報告もあります。
「靴の中で足がすべっている」状態は、実はとても危険です。
すぐにでも対処が必要です。
(※1)参考:Menz HB, Roddy E, Marshall M, Thomas MJ, Rathod T, Peat GM, Croft PR. Epidemiology of Shoe Wearing Patterns Over Time in Older Women: Associations With Foot Pain and Hallux Valgus. J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2016 Dec;71(12):1682-1687. doi: 10.1093/gerona/glw004. Epub 2016 Feb 1. PMID: 26834078; PMCID: PMC5106851.
どうして前すべりが起きるのか
靴の中で足がすべる主な原因は、以下の4つです。
- 靴のサイズが合っていない
- 靴ひもがしっかりと結べていない
- インソール(中敷)がすべりやすい素材だから
- ヒールの高さに足が耐えられていない
順に解説していきます。
靴のサイズが合っていない
前すべりのほとんどは、サイズの合っていない靴を履いていることが原因です。
靴におけるサイズとは足の長さサイズ(
靴を購入する際に、自分の足幅や足囲を測ったことはありますか?
日本人は試し履きしたときの感覚でサイズを選びがちで、たいていの場合は大きめのサイズを選んでいます。
サイズが大きいと足は靴の中で自由に動いてしまうので、足がすべるのは当然です。
靴を選ぶ際には必ず、自分の足サイズに合ったものを選んでください。
靴ひもがしっかりと結べていない
靴ひもが緩くしっかりと結べていないと、靴の中で足がすべる要因になります。
靴ひもって、実は履くたびに結び直さないといけないことを知っていましたか?
多くの人が、靴ひもを結び直すことなく靴を履いているのではないでしょうか。
靴ひもは、緩んでいると足にフィットせず、靴の中で足が動いてしまう場合があります。
靴自体のサイズが合っていないというケースも考えられますが、履く前にしっかりと結び直してください。
インソールがすべりやすい素材だから
続いての原因はインソール(中敷)です。
インソールがすべりやすい素材だと、ストッキング・靴下によっては、ツルツルとすべりやすくなります。
特に、革製のインソールを使用した場合、その傾向が強くなります。
インソールはもともとクッション性やフィット感を高める目的で使用されることが多いのですが、デザイン優先で企画された靴ではそうした点が考慮されていない場合があります。
靴サイズが合っていれば本来は起きにくい現象ですが、靴サイズが合わずにインソールもすべりやすいと、ほぼ確実に靴の中で足が前すべりします。
ヒールの高さに足が耐えられていない
ヒールの高いパンプスほどつま先に重心がかかりやすく、前すべりが起こります。
こうした靴を長年履き続けると、つま先が圧迫されて骨が変形する「外反母趾」や「ハンマートゥ」などの症状が起きやすくなります。
- 靴を履くと足が痛い
- (足の形が恥ずかしいから)サンダルが履けない
- (靴を履いていなくても)足が痛くて歩けない
など日常生活に多大な支障をきたす可能性があります。
特に女性は骨格が柔らかく筋力も弱いため、ハイヒールの靴で外反母趾やハンマートゥなど骨格変形に拍車がかかることが往々にしてあります。
できるなら、ヒールのあるパンプスは控えたほうが無難ですし、履くにしてもサイズの合ったヒール、3cm以内のローヒールを選ぶようにしましょう。
靴の中で足がすべらないようにする方法
ここからは、靴の中で足がすべらないようにするいくつかの対処法をご紹介いたします。
インソールやパッドの購入
「インソール(中敷)がすべりやすい素材」「ヒールの高さに足が耐えられていない」場合は、インソールやパッドの購入をおすすめいたします。
中足骨 - 土踏まず
にクッションが付いているものがおすすめです。
中足骨
中足骨は写真のような位置にあり、パンプスなどを履くと一番荷重がかかる部分です。
この部分にパットを付けると、前すべりを防ぐだけでなく、外反母趾の原因となる足裏の横アーチが崩れるのを防いでくれます。
土踏まず
土踏まず部分に付いているクッションを「アーチパッド」、または「アーチクッション」と呼びます。
こちらも土踏まず部分を支えてくれるので、前すべり防止以外にも、衝撃対策や疲労対策にもなります。
正しいサイズの靴を履く
そもそも正しいサイズの靴を履けば、靴の中で足がすべるのを予防できます。
デザインにこだわりたい気持ちも分かりますが、まずは自分の足サイズを測ったうえで、それにあった正しい靴を探してみてはいかがでしょうか。
靴を履くたびに靴ひもを結ぶ
靴を脱いだら紐を緩め、靴を履くときには靴ひもを締める習慣をつけましょう。
また、靴ひもはただ単に締めればいいというわけではありませんので、下記の記事内にある靴ひもの結び方を参考にしてください。
中足骨パッドやアーチクッションが付いたおすすめの靴
こちらでは、エレガントな幅広シューズの専門店「魔法の靴屋さん」から、「中足骨パッド」「アーチクッション」が付いたおすすめのスニーカー・パンプスをご紹介いたします。
いずれの商品も足サイズ(
また、「中足骨パッド」「アーチクッション」などを記載していますので参考にしてください。
〈時見の靴®〉 ラム革ウォーキングシューズ
牛革5E フォーマルシューズ
魔法の靴屋さんについて
幅広シューズの専門店「魔法の靴屋さん 」では、さまざまな足のトラブルに対応したおしゃれな靴を厳選してご紹介しています。
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