当コラムは昭和57年(1982年)創業のインペリアル・エンタープライズ株式会社によるものです。年間500種類以上販売している靴のなかから、外反母趾など足に悩みをお持ちの方でもゆったりと履けるエレガントな幅広シューズをご紹介しています。ショッピングサイトはこちらから
かかとが浮く状態で靴を履き続けると?
スニーカーのかかとがパカパカ浮いてしまう経験ありませんか?
歩きづらかったり、場合によっては脱げたりと、困りますよね。
こちらのページでは、靴を履くとかかとがパカパカと浮いてしまう人へ、その原因と対処法をご紹介いたします。
かかとが浮いてしまう状態で靴を履き続けると、以下のような問題が起こります。
- 姿勢が悪くなる
- 足トラブルを招く
- 靴の寿命が短くなる
姿勢が悪くなる
靴のかかとが浮いてしまうので、それを少しでも抑えようとすると、足を引きずるように歩く「すり足歩行」状態になってしまいます。
「すり足歩行」は、筋力が弱ってしまった高齢者に多い歩き方ですが、近ごろは若い人でもすり足になる人が多いそうです。
すり足歩行を続けると、
- 前傾姿勢になり、猫背になってしまう
- つま先が上がらず転倒しやすい
- 歩幅が短くなり、筋力が弱くなる
- 腰痛やひざ痛
などの問題が起こります。
足トラブルを招く
足指を使わない歩き方をしているので、足裏にある3つのアーチが崩れやすく、
などのトラブルにも発展する可能性があります。
靴の寿命が短くなる
また、足を引きずるようにして歩くことで、
- 靴のかかとがすり減る
- 靴底に穴が開く
などで、あっという間に靴が寿命を迎えてしまう可能性もあります。
新品で買ったお気に入りの靴が数カ月でダメになったら悲しいですよね。
靴の寿命に関して、「靴の寿命って何年? 壊れた靴を履き続けると体に悪影響」の記事も併せてお読みください。
かかとが浮く原因
スニーカーのかかとが浮く主な原因は、以下の通りです。
- サイズが合っていない
- 靴の履き方が悪い
- 歩き方が悪い
どういうことなのか、順にご説明いたします。
サイズが合っていない
靴には足のサイズ(足長)だけではなく、足幅・足囲のサイズがあることをご存知でしたか?
指先の最も長いところから、かかとの最も出っ張ったところまでの長さ。いわゆる一般的な靴のサイズ | 一番幅の広い、「親指の付け根」と「小指の付け根」を一周取り巻いた長さ | 一番幅の広い、「親指の付け根」と「小指の付け根」を結んだ直線 |
スニーカーを販売している靴の専門店でさえも、足幅や足囲サイズまで明示しているところはほとんどありません。
当店「魔法の靴屋さん」で販売実績のあるスニーカーを例に説明すると、足長23.5cmの靴でも足幅・足囲はこれだけ違いがあります。
商品 | A | B | C |
---|---|---|---|
足幅 | 10.0cm | 8.4cm | 8.0cm |
足囲 | 22.5cm | 21.4cm | 23.5cm |
家の中で靴を履く生活習慣の欧米とは違い、日本人は履き心地や歩きやすさと同じくらいに「脱ぎ履きのしやすさ」を重視します。
そのため、必然的に大きめサイズの靴を選んでしまうのです。
大きいサイズの靴は、以下の理由でかかとが浮きやすくなります。
- 足サイズに合っていないので余分な空間がある
- 歩きはじめると靴の中で足が前滑りを起こし、かかとが浮く
- 痩せたりむくんだりして、足のサイズは変わるため
履き方が悪い
靴の履き方もかかとが浮く原因になります。
靴ひものあるスニーカーの正しい履き方は、以下の手順で行います。
①靴ひもをゆるめる |
②靴を履き、かかとを合わせて「トントン」とする |
③足がフィットするように靴ひもを締める |
---|---|---|
靴ひもをゆるめて、靴下のしわやヨレを伸ばします。 | 靴を履き、かかとをトントンとさせた後に靴ひもを締めます。 | 少し前かがみになりながら、足首を固定するようにひもを締めます。 |
スニーカーを履くたびに靴ひもを結び直す人は、実は少ないのではないでしょうか。
つま先をトントンとさせる人もいますが、これも間違った履き方です。
歩き方が悪い
極少数ですが、子どもの頃からの癖で「つま先立ち歩き」や「バレリーナ歩き」をする人がいます。
この場合、靴には問題がなく、歩き方が悪いのでかかとが浮いてしまいます。
歩き方を変えない限り、かかとが浮いた状態が続いてしまいます。
対処法
足サイズに合った靴を選ぶ
前述のように、足には足長・足幅・足囲の3つのサイズがあります。
まずは自分の足サイズを知ることからはじめましょう。
そのうえで、「足幅」や「足囲」に合わせて靴が買えるお店を選びましょう。
ファスナー付きの靴を選ぶ
スニーカーの靴ひもを履くたびに結び直すのが面倒に感じる人は、ファスナー付きの靴を選ぶのも手です。
ファスナーを開けば足の出し入れは簡単で、ファスナーを閉じればしっかりと足にフィットします。
なお、足自体のサイズは日によって変化するので、定期的に靴ひもは結び直しが必要です。
インソール(中敷)で調整する
靴が大きくて脱げるような感じがする人は、インソールを入れて調整することが可能です。
かかとに貼るタイプのインソールも販売されています。
インソールは商品によってフィット感が異なるので、専門店などでプロにアドバイスをもらいながら選ぶのが良いでしょう。
正しい歩き方で歩く
歩き方が悪い人は、正しい歩き方を覚える必要があります。
ここでいう正しい歩き方とは、かかとで着地して、足指を使い前進する歩き方です。
次の記事は、外反母趾の方に向けた記事ですが、正しい歩き方の参考になりますので、ぜひ実践してみてください。
ミセスにおすすめのスニーカー
こちらでは、ミセス向けにおすすめの履きやすく脱ぎやすい靴をご紹介いたします。
足幅・足囲サイズも掲載しておりますので、ご自身に合った靴をお選びいただけます。
〈時見の靴〉 ラム革ウォーキングシューズ
神戸の「靴作りのプロ」が
足囲4E・5E・6Eの横幅たっぷりな靴を手がけました
1976年創業の熟練職人の経験と技から生まれた「足長・足囲・足幅」が合致した、外反母趾対応の一足。ワイズはなんと4Eから6Eまで! 全体のバランスがとてもよいので、見た目は驚くほどスマートです。抗菌・防臭・吸湿・吸汗機能も備え、快適な履き心地。靴選びで悩んでいる方に、ぜひお試しいただきたい一足です。
価格 17,380円(税込)
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幅広シューズの専門店「魔法の靴屋さん 」では、さまざまな足のトラブルに対応したおしゃれな靴を厳選してご紹介しています。
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- 1982年創業の通販会社I・E・I(略称アイ・イー・アイ)が運営する幅広靴の専門サイト
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- 外反母趾をはじめとする足トラブルを抱える人向けの通販専門店
- 履きやすさだけではなく、見た目の美しさやエレガントさにこだわった商品選び
- 販売しているすべての靴に「足幅」「足囲」サイズを掲載
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「外反母趾だから、おしゃれな靴が履けない」
「足が痛くて自分に合う靴がなかなか見つけられない」
という方や、
履き心地、そして、スリムに見えるデザインに徹底的にこだわり、外反母趾ではないけど歩きやすい靴をお探しの方にもおすすめです。
当店で、あなたにぴったりの「理想の一足」をお探しください。
略称 I・E・I(アイ・イー・アイ)
設立年月日:昭和57年(1982年)9月1日
資本金:100,000千円
所在地:〒116-0014
東京都荒川区東日暮里5-7-18 コスモパークビル6階
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