当コラムは昭和57年(1982年)創業のインペリアル・エンタープライズ株式会社によるものです。年間500種類以上販売している靴のなかから、外反母趾など足に悩みをお持ちの方でもゆったりと履けるエレガントな幅広シューズをご紹介しています。 ショッピングサイトはこちらから
はじめに
開張足は、外反母趾やハンマートゥなど、さまざまな足トラブルを引き起こす原因になるため、発症をいち早く見抜くことがとても大切です。
こちらの記事を参考に、足トラブルの原因となる開張足をいち早く見つけて正しい対処を行いましょう。
開張足が疑われる場合は、整形外科を受診することをおすすめします。
開張足の受診におすすめの病院を探す|(一社)日本足の外科学会
開張足とは
足裏には3つのアーチがあり、それぞれ、横アーチ、内側縦アーチ、外側縦アーチと呼びます。
このうち、横アーチは、足の親指側から小指側にかけて横方向に山なりのアーチを形成しており、
- 歩行時の推進力
- 足裏にかかる衝撃吸収
- 体の前後のバランスを取る
といった役割を担っています。
では、開張足になると、どういった足トラブルが引き起こされるのでしょうか。
※足裏の内側縦アーチがつぶれると「扁平足」となります。
扁平足対策については、「扁平足対策はこれでOK! 土踏まずの作り方」こちらの記事を参照してください。
開張足の痛みは?
開張足になると、前足部に痛みをを覚えることがあります。
また、開張足の影響で、腰痛や膝痛、タコ、ウオノメ、足底筋膜炎などを伴う場合があります。
開張足は治るのか
開張足となるメカニズムは、何らかの原因で5本の足指の中足骨をつなぎとめる「
靭帯は、一度伸びると修復が難しいため、開張足を改善・矯正は難しいとされています。
ですから、これ以上悪化させないように、適切な対処法や最適な靴選びが重要になってきます
開張足を放置しているとどうなるのか
開張足は自然治癒することがありません。
適切な対処をせずに放置してしまうと、以下のような弊害が表れる場合があります。
- ウオノメやタコ
- 中足骨骨頭痛
- モートン病
- 外反母趾・内反小趾
- ハンマートゥ
それぞれ解説していきます。
ウオノメやタコ
開張足になったときにもっとも発生しやすいのが、ウオノメやタコです。
ウオノメやタコは、繰り返し過剰な圧力や刺激がかかることが原因で、表皮が硬くなって起こります。
過剰な圧力や刺激の防御反応として、皮膚が厚く硬くなるのです。
中足骨骨頭痛
中足骨とは、足の甲にある細長い骨のことです。
この骨のつま先側に当たる部分を中足骨頭といいます。
足裏の横アーチが崩れると、中足骨頭(足指の付け根に)負荷がかかり、痛みを伴うことがあります。
これが中足骨骨頭痛です。
中足骨骨頭痛について詳しく知りたいかたは、「中足骨骨頭痛とは? 知っておきたい原因と治し方」の記事をご覧ください。
モートン病
モートン病は赤い部分に症状があらわれます |
モートン病は、足裏にある指の付け根部分(中足骨骨頭部分)に痺れを感じる症状のことです。
痺れは、チクチクやピリピリといったものから、灼熱感やコブができたような違和感、痺れや痙攣など症状はさまざまです。
モートン病は、足の付け根にある神経が圧迫されることで起こる神経障害で、ヒールの高い靴を日常的に履くことでも起こります。
モートン病について詳しく知りたい方は、「モートン病とは? 知っておきたい原因と治し方」の記事をご覧ください。
外反母趾・内反小趾
外反母趾は足の親指(母趾)が小指方向へ「くの字」に曲がる症状です。
一方、内反小趾は足の小指(小趾)が親指方向へ「くの字」に曲がる症状です。
足指の付け根が足の外側に突き出すことで、その部分が靴に当たることで痛みを伴います。
若いときには痛みがなく、50代以降に急に痛みを発症するようなケースもあります。
外反母趾・内反小趾について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ハンマートゥ
足の人差し指がハンマートゥになりZ字型に曲がっている |
ハンマートゥは足の指が「Z」字型に曲がったまま戻らなくなる症状です。
通常は指の長い人差し指で発症しますが、中指や薬指でも起こることがあります。
つま先が窮屈な靴を履くことでも発症します。
ハンマートゥについて詳しく知りたい方は、「ハンマートゥとは? 原因と治し方について」の記事をご覧ください。
開張足の原因
さまざまな症状を引き起こす開張足ですが、どのようなメカニズムで発症するのでしょうか。
最たる原因は、足裏の横アーチの周りにある筋肉が弱くなり、アーチを支えられなくなることです。
では、なぜ足裏のアーチの周りにある筋肉が弱くなるのでしょうか。
それは、
- 足のサイズに合わない靴を履いている
- 足指が使えない、使わない
からです。
以下で具体的に説明いたします。
ヒールの高い靴
ヒールの高い靴を履くとつま先重心になります。
つま先に重心がある状態では、体重などの負荷がつま先に強くかかり、横アーチがつぶれて伸びた状態になります。
本来であれば筋肉の働きでつぶれて伸びた横アーチは復活するのですが、日常的に横アーチがつぶれた状態でいると、筋肉そのものが弱くなり横アーチが元に戻らなくなります。
つま先が窮屈な靴
つま先が細いと、窮屈な部分に足先が押し込まれます。
すると、足の指の付け根は広がった状態のままになります。
こちらも、本来であれば筋肉により元に戻ろうとする働きが生まれるのですが、日常的につま先が窮屈な靴を履き続けると筋肉が衰え、横アーチが元に戻れなくなります。
大きすぎる靴
サイズが大きめの靴は脱ぎ履きがとてもラクですが、足にとっては良くありません。
歩くときに靴がぴったりと足にフィットしていないので、無意識にすり足で歩くようになってしまいます。
すり足歩行は高齢者に多い歩き方ですが、筋力がそれほど必要なく歩行できます。
裏を返せば、足裏の横アーチを支えるつま先周辺の筋肉も使わずに歩けるので、筋肉は衰える一方です。
足指が使えない、使わない
前述の項と重複しますが、足指が使えない、使わない歩き方をする人が結構いらっしゃいます。
「ペタペタ歩き」「ハイヒール歩き」「内股の人」「ガニ股の人」「ふらふら歩き」などです。
足指が使えないと、開張足だけではなく様々なトラブルに悩まされることになります。
開張足のチェック方法
赤丸あたりにタコができたら要注意 |
自分の足が開張足かどうかは、足裏のタコの状態で判断できます。
足裏の人差し指や中指のつけ根にタコがある場合は、横アーチがつぶれて、そこに強い圧力がかかっている証拠で、「開張足」の危険サインです。
見逃さないようにして、早めに対処しましょう。
開張足の対処法やおすすめシューズ
足の幅が広がってしまった開張足は、正しい対処を行うことで改善する場合があります。
開張足が改善すれば、足は本来の足幅に戻り細くなりますので、女性は特にうれしいはず。
開張足に有効な対処法は、以下の通りです。
- タオルギャザー運動
- 靴やインソールを使う
- 足にぴったりフィットする靴を履く
詳しくは「開張足・足幅が広い人の治し方 ~足幅を細く矯正する3大対処法~」の記事で解説していますので、ご参照ください。
開張足のおすすめシューズをご覧になりたい方は、下記の記事からご覧になれます。
魔法の靴屋さん ショッピングサイトについて
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