中足骨骨頭痛の原因や治し方(マッサージや歩き方などの対処法)

4月 15, 2022

中足骨骨頭痛

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当コラムは昭和57年(1982年)創業のインペリアル・エンタープライズ株式会社によるものです。年間500種類以上販売している靴のなかから、外反母趾など足に悩みをお持ちの方でもゆったりと履けるエレガントな幅広シューズをご紹介しています。ショッピングサイトはこちらから

中足骨骨頭痛とは

中足骨骨頭痛の痛みの発生場所を表した写真。詳細は後述。

中足骨ちゅうそくこつ 骨頭痛こっとうつう」とは、足裏の人差し指から中指の付け根にかけて、ジンジンとする痛みや痺れを伴う疾患です。

つま先立ちをするような姿勢になるとより強く痛みを感じたり、歩くたびにつま先がじんじんとしたりする場合があります。
痛みを我慢して放置していると、痛みがさらに悪化して歩行できなくなる場合もあります。

また、似たような症状で中足骨骨頭部の変形や壊死を起こす「フライバーグ病」や「モートン病」の可能性もあり、軽視できない疾患です。

こちらでは、中足骨骨頭痛についての原因と対処法をご紹介いたします。

中足骨骨頭痛に適した靴の選び方やおすすめレディースシューズについては、「【中足骨骨頭痛】靴の選び方&おすすめのレディースシューズ」の記事でご紹介しています。

中足骨骨頭痛の原因

中足骨骨頭部をあらわすイラスト。詳細は後述。

「中足骨」とは、足の甲にある足と足指をつなげる骨のことを指します。
この中足骨の先端(中足骨骨頭)に痛みが発生することを「中足骨骨頭痛(中足骨骨頭部痛)」と呼びます。

中足骨骨頭部に何らかの荷重や衝撃が加わり続けると炎症が生じ、痛みとなってあらわれます。
中足骨骨頭痛になりやすいのは、以下のような人です。

  • 開張足かいちょうそく
  • 足先の窮屈な靴やハイヒールの常用
  • サイズの合っていない靴を履く
  • 足裏の筋肉疲労の蓄積
  • 足指の筋肉の衰え

順にご説明いたします。

開張足

中足骨骨頭痛は、開張足かいちょうそくが原因で発症することがほとんどです。
開張足とは、足裏の横アーチがつぶれてしまった状態のことを指します。

開張足について詳しく知りたい方は、「知っておきたい! 開張足の原因と対処法」をご覧ください。

足先の窮屈な靴やハイヒールの常用

開張足になる原因と重複しますが、足先の窮屈な靴やハイヒールの常用は、足指の筋肉を衰えさせてしまいます。

足指が体重によって靴の先に押し込められるように固定され、自由に動かすことができないからです。
それにより開張足となり、中足骨骨頭痛を発症させやすくなります。

サイズの合っていない靴を履く

自分の足サイズに合っていない靴を履くことでも中足骨骨頭痛が発生する場合があります。

小さい靴は足先が窮屈になり、足指の筋肉を衰えさせる原因になります。
大きい靴は、歩くときに靴が脱げないように無意識にずり足となり、同じく足指の筋肉を使わないようになります。

足裏の筋肉疲労の蓄積

スポーツをする人、外回りで長時間歩くことが多い人は、足裏全体に疲労が蓄積しています。
痛みがでないうちは、上手に疲労を回復させている証拠ですが、どこかで疲労の蓄積が上限を超えると発症する可能性があります。

疲労を回復させるには、適度に足を休ませることが大切です。

足指の筋肉の衰え

開張足になる原因と重複しますが、足指の筋肉が衰えると足裏横アーチが崩れて開張足となります。
開張足にならないようにするためには、適度に足指を動かす必要があります。

中足骨骨頭痛のセルフチェック





上記のチェック項目が多ければ多いほど、中足骨骨頭痛の可能性が高いです。
気になるようであれば整形外科を受診しましょう。

中足骨骨頭痛に似た症状とその見分け方

中足骨骨頭痛は中足骨の骨頭(足の前部分)が痛む病気ですが、同じ個所に痛みを覚える症状として「モートン病」や「フライバーグ病」があります。
ここでは、それぞれの病気と簡単な見分け方をご説明いたします。

ただし、正確な診断を期すために整形外科の受診をおすすめいたします。

モートン病にありがちなケース

足裏の足趾間(指と指の間)に、チクチク・ピリピリといったしびれや熱く焼かれたような痛みが特徴的なのが、「モートン病(モルトン病・モートン神経種)」です。
モートン病は、足裏の神経が圧迫されることで起こります。

以下の場合は、モートン病の可能性が高いです。

足先に強く痺れが強く出る

痺れを強く感じるのは神経に影響が出ているからです。
中足骨骨頭痛でも痺れが出る場合がありますが、強い痺れの場合はモートン病の可能性が高いです。

安静にしても痺れや痛みがある

中足骨骨頭痛は歩行時や運動時に痛みが出やすいですが、椅子に座ったり寝たりしているとおさまります。
安静にしていても症状が痺れや痛みがある場合、モートン病の可能性が高いです。

モートン病について詳しく知りたい方は、「モートン病とは? 知っておきたい原因と治し方」の記事をご覧ください。

フライバーグ病にありがちなケース

中足骨の先端(指側の骨の頭)部分に痛みを伴う疾患を、「フライバーグ病(第二ケーラー病)」といいます。

フライバーグ病は患部に繰り返し圧力がかかることが原因で、骨が(微小の)骨折・変形・壊死などを起こします。

10歳から18歳の女性が多く発症する

フライバーグ病の多くは、10~18歳くらいの女子に多く見られる疾患です。
ですので、成長期の女子である場合、フライバーグ病の可能性が高いです。
(稀に男性や成人も疾患する場合もあります。)

慣れていない運動や靴を履いた後に痛みが生じる

フライバーグ病は、慣れていない負荷がかかると痛みを感じやすくなります。
例えば、ダンスやランニングなどの運動を突然始めたり、履きなれていないヒールの高い靴を履いたときなどです。

フライバーグ病について詳しく知りたい方は、「フライバーグ病とは? 知っておきたい原因と治し方」の記事をご覧ください。

中足骨骨頭痛の治療法

中足骨骨頭痛をケアするために、足裏をマッサージしている写真

整形外科を受診して適切な治療をしたうえで、自宅でもできる対処法をご紹介いたします。

安静にする

第一に、足裏に負担がかからないように極力安静に過ごしてください。
何もしなくても痺れや痛みがある場合は、無理に動かさず回復に努めることが先決です。

足裏のマッサージ

痺れや痛みがそれほどない場合、血流を上げるために足裏を指でマッサージして、ほぐしてください。
テニスボールを踏んで刺激を与えるのも有効です。

マッサージ中やその後に痛みがひどくなるようであれば、マッサージは中止してかかりつけ医の指示に従ってください。

正しい歩き方をする

ここでいう正しい歩き方とは、足指を使った歩き方です。
中足骨骨頭痛はたいていの場合、開張足が原因です。

開張足は足指の筋肉が衰えることで発症することが多いです。
そこで、日々のウォーキングで足指の筋肉を使うことができれば、おのずと筋肉を鍛えることができます。

次の記事は、外反母趾の方に向けた記事ですが、足指を使った歩き方の参考になりますので、ぜひ実践してみてください。

外反母趾に有効な「正しい歩き方」 ~改善・抑制につながる歩行~

中足骨パッドを使う

「中足骨パッド」とは、足裏の横アーチを支えてくれるパッドのことです。
ピンポイント中足骨部分をサポートするように支えるので、アーチ崩れの原因になっていた過度な圧力が軽減されます。

また、靴底からくる衝撃もピンポイントで吸収し、痛みがでにくくなります。

中足骨パッドは靴の機能として搭載されているほか、インソール(中敷)やパッドを個別に購入することもできます。

ただし、これらは改善効果よりも予防や進行を遅らせる場合に適しています。

足サイズに合った靴を履く

靴には足のサイズ(足長)だけではなく、足幅・足囲のサイズがあることをご存知でしたか?

足長そくちょう 足囲そくい 足幅そくふく
足長(そくちょう) 足囲(そくい)のイラスト 足幅(そくふく)のイラスト
指先の最も長いところから、かかとの最も出っ張ったところまでの長さ。いわゆる一般的な靴のサイズ 一番幅の広い、「親指の付け根」と「小指の付け根」を一周取り巻いた長さ 一番幅の広い、「親指の付け根」と「小指の付け根」を結んだ直線

当店「魔法の靴屋さん」で販売実績のあるスニーカーを例に説明すると、足長23.5cmの靴でも足幅・足囲はこれだけ違いがあります。

商品 足幅 足囲
10.0cm 22.5cm
8.4cm 21.4cm
8.0cm 23.5cm
(23.5cm 4Eのスニーカーで比較)

靴の専門店でさえも、足幅や足囲サイズまで明示しているところはほとんどありません。

足長だけ合わせても自分の足に合った靴とは言えませんので、「足幅」や「足囲」をしっかりと測ったうえで、それに合わせて靴が買えるお店を選びましょう。

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