フライバーグ病とは? 知っておきたい原因と治し方

4月 18, 2022

足トラブル

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フライバーグ病とは

フライバーグ病の痛みが発生する場所のイラスト。詳細は後述

中足骨の先端(指側の骨の頭)部分に痛みを伴う疾患を、「フライバーグ病」といいます。

フライバーグ病(別名:第二ケーラー病)は、患部に繰り返し圧力がかかることが原因で骨が(微小の)骨折・変形・壊死などを起こします。

早期発見・早期の徹底治療が肝要で、放置すると関節変形をきたし、痛みが残る場合もあります。
「成長痛では?」などと軽く考えず、早めに整形外科を受診することをおすすめします。

こちらではフライバーグ病の症状や原因、対処法などをご紹介いたします。

フライバーグ病の症状

中足骨骨頭部の開設以来ス。中足骨骨頭部は足の付け根にある骨の先端部のことです。

足には「中足骨ちゅうそくこつ」と呼ばれる、足と足指をつなげる骨があります。
この中足骨の先端(中足骨骨頭部)が骨折・変形・骨棘形成などをして、無腐性壊死になることで起こります。

「壊死」と聞くととても怖いですが、成長期なら再生が可能な場合があります。

フライバーグ病は、主に成長期で骨がまだ柔らかい10~17歳くらいの女子に多く見られる疾患です。
稀に、男性や成人にも見られます。

発生場所として最も多いのは人差し指で、続いて中指、薬指の順にあらわれます。
基本的には片側の足だけが痛みます。

似たような症状で中足骨骨頭痛ちゅうそくこつこっとうつうがありますので、整形外科を受診して確かな診断を受けることをおすすめいたします。

中足骨骨頭痛について詳しく知りたいかたは、「中足骨骨頭痛とは? 知っておきたい原因と治し方」の記事をご覧ください。

フライバーグ病の原因

ヒールの高いパンプスを選んでいる女性の写真

フライバーグ病は原因不明なことが多いですが、基本的には中足骨の変形・骨棘形成などを起こした箇所への血流が悪くなり、部分的に成長が止まる(壊死する)ことで起こります。

よくある要因として、以下が挙げられます。

  • スポーツや慣れてない動きで過度な負荷がかかること
  • 足先の窮屈な靴やヒールの高い靴を履くこと
  • サイズの合っていない靴を履くこと
  • 痛みが生じているのに我慢して放置してしまうこと

スポーツや慣れていない動きで過度な負荷がかかること

思春期の部活や普段は行わない動きで中足骨に過度な負荷がかかると、中足骨の先端が骨折・変形・骨棘形成などを起こします。

また、普段行わない動きで過度な負荷がかかると、同様の現象があらわれる場合があります。

足先の窮屈な靴やヒールの高い靴を履くこと

思春期にお洒落を楽しもうと、ヒールの高い靴を履いたり、足先の窮屈な靴を履いたりすることで、中足骨骨頭の形状変化が起きる場合があります。

10~17歳くらいの女子は骨がまだ柔らかいことから、こうしたことが起こりやすくなります。

サイズの合っていない靴を履くこと

上記と同様に、サイズの合っていない靴を履くことでもあらわれます。

成長期には足サイズも大きくなりますが、成長にあわせることなく同じ靴を履き続けた場合、足先は窮屈になり、過度な負担がかかり続けます。

大人でも足先の窮屈なパンプスやヒールの高い靴を履くことで、同様の症状が起こります。

痛みが生じているのに我慢して放置してしまうこと

中足骨に何らかの圧力がかかり痛みが生じている状態を放置すると、やがて圧力に耐えきれなくなり、骨折・変形・骨棘形成などを起こす可能性は高くなります。

少しでも痛みや違和感があるのであれば、足を安静に休めることも大切です。

フライバーグ病の治療法

フライバーグ病が疑われるようでしたら、早期に整形外科を受診することをおすすめします。

フライバーグ病は、軽度の場合、自然治癒で治ることが多いですが、通常は患部に負担をかけないようにギプスを巻いて固定します。
また、特殊なインソール(中敷)を用いて、歩行時の負担を和らげることもあります。

いずれも3~4週間で快方に向かうことが多いようです。

ただし、痛みが引かない場合や重症化した場合は、患部の骨を取り除いたり、少し短くしたりする外科手術を受けることもあります。

整形外科での治療と並行して自宅でできる対処法は、足を安静にすることです。

フライバーグ病の予防策

フライバーグ病にならないためには、中足骨への負担をなるべく抑えること。

そして、痛みが出たら無視をしないことが肝要です。

  • 足に痛みを感じる時は運動を行わない
    (何日も続くようであれば、整形外科を受診する)
  • 足先が窮屈な靴、ヒールの高い靴を控える
  • 足サイズにあった靴を履く

大人であってもフライバーグ病の可能性はありますので、しっかりと足サイズに合った靴を履くように習慣づけましょう。

靴の選び方については、「正しい靴の選び方 ~上級シューフィッターが解説~」をご覧ください。

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