当コラムは昭和57年(1982年)創業のインペリアル・エンタープライズ株式会社によるものです。年間500種類以上販売している靴のなかから、外反母趾など足に悩みをお持ちの方でもゆったりと履けるエレガントな幅広シューズをご紹介しています。ショッピングサイトはこちらから
タコが教えてくれる足トラブルのサイン
足裏にタコができたら、その場所によってトラブルの予測が可能 |
普段の生活を送る限り、足にタコができることはあり得ません。
タコは皮膚に繰り返し過剰な圧力がかかることが原因で起こります。
過剰な圧力や刺激の防御反応として、皮膚が硬くなるのです。
足にタコができるのは、何か良くないことが起こっている証拠です。
タコは発生した場所によって、さまざまな足トラブルを示唆してくれます。
なので、タコができたらその場所をしっかりとチェックして、必要な対策を施しましょう。
足裏にタコができてしまった場合の応急処置方法
基本的には、皮膚科または形成外科を受診することで適切な処置を施してくれます。
しかし、通院する時間がない場合は、角質を柔らかくする市販薬を購入し、保護用パッドやインソールを使うことで痛みを抑えることができます。
あらかじめ薬剤が塗布された保護パッドといったものもありますので、薬局の薬剤師さんに相談してみてください。
何度も同じ場所にタコができる場合の対処法
削っても治しても何度もタコができてしまう方は、根本的な要因から解決しなければいけません。
下記の項でタコの場所と足トラブルの関係をご紹介しますので、足トラブルに合った対応を行うことで何度もタコができないようにする必要があります。
ここにできたら危険サイン!タコの場所と足トラブルの関係性
これからご紹介するのは、タコの場所と足トラブルについての関係です。
タコができる理由は大きく分けると、下記の5つです。
外反母趾 開張足 内反小趾 - ハンマートゥ
- 靴のサイズが合っていない
それぞれ、詳しく見ていきます。
外反母趾
母趾(足の親指)の側面や付け根にタコができた場合、
外反母趾は、足の親指が小指側に向けて「くの字」に曲がることで起きる症状ですが、その際に母趾の側面が靴に当たったり、擦れたりすることでタコができます。
また、母趾の付け根にできたタコは、足の形が変形してその部分に強い負荷がかかることで起こります。
見た目に足の変形がない場合は外反母趾の初期症状かもしれませんので、早めに治療を開始することをおすすめします。
外反母趾の原因と対処法のついて詳しく知りたい方は、「外反母趾とは? 知っておきたい原因と対策法」の記事をご覧ください。
開張足
足の人差し指や中指の付け根にタコができた場合、
開張足とは、足裏にある3つのアーチのうち、横アーチが崩れてしまうのが原因で発症します。
開張足になると、外反母趾やモートン病などの症状を引き起こす場合があり、重度になると歩行障害になる可能性もあるので注意が必要です。
開張足は、先天的な理由で起こることもありますが、ほとんどは、足サイズに合わない靴を履いているか、肥満や足の筋力不足が原因で起こります。
開張足について詳しく知りたい方は、「開張足とは? 知っておきたい原因と対処法」の記事をご覧ください。
内反小趾
小趾(足の小指)の側面や付け根にタコができた場合、
内反小趾は外反母趾と反対で、足の小指が親指側に向けて「くの字」に曲がることで起きる症状です。
「くの字」に曲がると、小趾の側面が靴にあったり、擦れたりすることでタコができます。
また、小趾の付け根にできたタコは、足の形が変形してその部分に強い負荷がかかることで起こります。
内反小趾の原因と対処法については、「内反小趾を自宅で治す方法 ~毎日のケアと靴選びの鉄則~」の記事で詳しくご紹介しています。
ハンマートゥ
足指の上(爪の下の部分)や、足裏の土踏まずの前方にタコができた場合、ハンマートゥに対しての注意が必要です。
ハンマートゥとは、足の指がZ字型に曲がり固まってしまう症状です。
ハンマートゥは、つま先の細いパンプスなど足に合っていない靴を日常的に履くことで起こります。
初期段階では、足指を強制すれば真っすぐに伸ばすことができますが、進行するとZ字型に変形したまま固まり、伸ばせなくなります。
ハンマートゥについて詳しく知りたい方は、「ハンマートゥとは? 治し方・ストレッチ・靴選びなど」の記事をご覧ください。
靴のサイズが合っていない(その他の部分)
その他の部分でタコができた場合は、靴が足に合っていない可能性があります。
いわゆる「靴擦れ」に近い状態です。
また、歩き方や姿勢が悪いことでもタコができる可能性があります。
詳しくは、下記の項で解説いたします。
タコができる原因は靴のサイズが合っていないから
靴には、足のサイズ(
指先の最も長いところから、かかとの最も出っ張ったところまでの長さ。いわゆる一般的な靴のサイズ | 一番幅の広い、「親指の付け根」と「小指の付け根」を一周取り巻いた長さ | 一番幅の広い、「親指の付け根」と「小指の付け根」を結んだ直線 |
当店「魔法の靴屋さん」で販売実績のあるスニーカーを例に説明すると、足長23.5cmの靴でも足幅・足囲はこれだけ違いがあります。
商品 | 足幅 | 足囲 |
---|---|---|
A | 10.0cm | 22.5cm |
B | 8.4cm | 21.4cm |
C | 8.0cm | 23.5cm |
多くの人は自分の足幅や足囲を知らないため、足長だけ合わせて後は感覚で靴を選びがちですが、それだけだと脱ぎ履きしやすい大きめサイズを選んでしまうことがほとんどです。
靴の専門店でさえも、足幅や足囲サイズまで明示しているところはほとんどありません。
足長だけ合わせても自分の足に合った靴とは言えませんので、しっかりと「足幅」や「足囲」を測ったうえで、それに合わせて靴が買えるお店を選びましょう。
靴の選び方については、「正しい靴の選び方 ~上級シューフィッターが解説~」の記事も参照してください。
歩き方を変えることでタコができないようにする

足トラブルの原因の多くは、足裏や足指の筋肉が使えていないことが多いです。
歩き方を変えることで日々の歩行が筋肉のトレーニングとなり、早ければ1カ月~1カ月半ほどでタコがなくなるケースがあります。
こちらでは、正しい歩き方についてご紹介いたします。
タコができる原因(おさらい)
タコは皮膚に繰り返し過剰な圧力がかかることが原因なのは前述の通りです。
では、どうしてそうなるのかというと、立っているときや歩いているときなどに、足の前部分に荷重がかかっているからです。
つまり、前傾姿勢になっていることが要因のひとつです。
ですから、前傾姿勢にならないような歩き方をする必要があります。
正しい歩き方
その方法としてご紹介したいのが、外反母趾・内反母趾の方向けの歩き方です。
「外反母趾に有効な「正しい歩き方」 ~改善・抑制につながる歩行~」の記事では、体重移動のポイントなどが説明されています。
記事内では、重心は「かかと」から「土踏まず」へと、転がすように移動するとの説明があります。
足の前部分はあくまで蹴り出すために地面を踏む程度なので、前傾姿勢にならないように体重移動に意識して、正しい歩き方に取り組んでください。
魔法の靴屋さんについて
幅広シューズの専門店「魔法の靴屋さん 」では、さまざまな足のトラブルに対応したおしゃれな靴を厳選してご紹介しています。
魔法の靴屋さんの特徴は以下の通りです。
- 1982年創業の通販会社I・E・I(略称アイ・イー・アイ)が運営する幅広靴の専門サイト
- 年間500種類以上を販売する商品群の中から、売れ筋商品だけをご紹介
- 外反母趾をはじめとする足トラブルを抱える人向けの通販専門店
- 履きやすさだけではなく、見た目の美しさやエレガントさにこだわった商品選び
- 販売しているすべての靴に「足幅」「足囲」サイズを掲載
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履き心地、そして、スリムに見えるデザインに徹底的にこだわり、外反母趾ではないけど歩きやすい靴をお探しの方にもおすすめです。
当店で、あなたにぴったりの「理想の一足」をお探しください。
略称 I・E・I(アイ・イー・アイ)
設立年月日:昭和57年(1982年)9月1日
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