当コラムは昭和57年(1982年)創業のインペリアル・エンタープライズ株式会社によるものです。年間500種類以上販売している靴のなかから、外反母趾など足に悩みをお持ちの方でもゆったりと履けるエレガントな幅広シューズをご紹介しています。ショッピングサイトはこちらから
足が痛いのは靴のせい!?
「足が痛いけど我慢して履いている」
「買ったばかりの靴が痛いから、履かずにしまっている」
「靴が合わなくて痛いけど、買い替えるにもコレといった靴がない」
実は、(※)女性の8割が靴による足トラブルを抱えています。
そのうち、医師に相談する人は1割にも満たないのだとか。
(※)出典:靴による足のトラブルについての調査|大月 和枝 , 梅田 桂子 , 大木 金次 , 天野 博夫 , 江川 雅昭 , 渡辺 優 , 稲次 俊敬 靴の医学 13(2), 44-48, 2000-07
痛みを我慢したまま靴を履き続けると歩き方や姿勢にまで影響し、最悪、歩行困難になる場合も。
足の健康を守るためにも、靴を履くと足が痛いときには正しく対処する必要があります。
こちらの記事では、以下についてご紹介しますので参考にしてください。
- 部位別 足の痛みの原因と対処法
- 失敗しない! 正しい靴選び方
部位別 足の痛みの原因と対処法
こちらでは、靴を履いたときに痛む部分に対して、その原因と対処法をご紹介します。
- 土踏まず部やかかと部が痛い
- 足の親指や小指の付け根が痛い
- 足の小指の付け根が痛い
- 足裏の付け根部分(人差し指から薬指)が痛い
- 足裏の指間(指と指の間)が痛い
- つま先が痛い
- くるぶしが痛い
- 足の甲が痛い
まず、痛みや異常を感じるようでしたら、早期に整形外科を受診して適切な治療を受けてください。
そのうえで、ご自宅でできる対処法をご紹介します。
足裏にタコがある場合は、「足裏タコの場所でわかる足トラブルの危険サイン」の記事をご覧ください。
土踏まず部やかかと部が痛い
足の裏が痛む場合、「
足底筋膜炎
寝起きの第一歩目の痛みが強く、ピリピリとした痛みや、チクッとした痛みが足裏のかかとや土踏まず、足指の付け根などで起こります。
歩くたびに痛みは和らぎますが、しばらく休んでから動くと、その一歩目が強く痛むことがあります。
足底筋膜炎は、足裏に繰り返し衝撃がかかることで、足底筋膜(足裏の筋膜)が硬直・(小さな)断裂・炎症して起こります。
対処法としては、ストレッチや足裏を温めること、なるべく動かさずに休息させることなどが有効です。
足底筋膜炎について詳しく知りたい方は、「足底筋膜炎とは? 知っておきたい原因と治し方」の記事をご覧ください。
足根管症候群
足裏や足指にジンジン、ピリピリとするしびれや痛み、冷え、ほてりなどがあれば、「足根管症候群」かもしれません。
足根管症候群は、足首にある「足根管」という場所で、以下の理由などにより神経が圧迫されることで発症します。
- 足に合わない靴、きつい靴を履いている
- 外傷や疾病によるもの
対処法としては、足サイズに合った靴を履くことや、履き口に硬い素材を使った靴を避けることです。
足根管症候群について詳しく知りたい方は、「足根管症候群とは? 知っておきたい原因と治し方」の記事をご覧ください。
足の親指や小指の付け根が痛い
親指の付け根が痛む場合、「
外反母趾
外反母趾は、真っすぐだった足の親指(母趾)が小指側に向けて「くの字」に曲がる症状です。
外反母趾は、「
主な原因は、足サイズに合わない靴を履くことや足指の筋力が衰えることです。
対処法として、足サイズに合った靴を履くことや、足指を鍛えることがあります。
外反母趾について詳しく知りたい方は、「外反母趾とは? 知っておきたい原因と対策法」の記事をご覧ください。
母趾種子骨障害
母趾種子骨障害は、足の親指の付け根部分を指で押したり、指を反らしたりすると痛みが起きます。
小学生から中学生の思春期時代、または、大人でも外反母趾の随伴症状としてあらわれることがあり、患部に炎症がみられる場合は「
種子骨部分が分裂・骨折・壊死・炎症を伴うことで発生しますが、思春期に日々の運動や繰り返し強い衝撃を受けることが原因です。
大人になってから起こるのは、外反母趾が主な原因です。
自宅でできる対処法は以下の通りです。
- 患部への負担を避けて、安静にする
- 炎症がある場合は、患部を冷やす
- ヒールのある靴や足に合わない靴は履かない
- 外反母趾が原因の場合、開張足対策を行う
母趾種子骨障害について詳しく知りたい方は、「母趾種子骨障害とは? 知っておきたい原因と治し方」の記事をご覧ください。
足の小指の付け根が痛い
足の小指の付け根が痛む場合は、「
内反小趾は、「開張足」と呼ばれる足裏の横アーチが崩れることで、発症しやすくなります。
主な原因は、足サイズに合わない靴を履くことや足指の筋力が衰えることです。
対処法として、足サイズに合った靴を履くことや、足指を鍛えることがあります。
内反小趾について詳しく知りたい方は、「足の小指が痛むのは外反母趾でなく内反小趾? 原因と治し方を解説」の記事をご覧ください。
足裏の付け根部分(人差し指から薬指)が痛い
足裏の付け根が痛む場合、「
中足骨骨頭痛
中足骨骨頭痛は、足裏の横アーチがつぶれてしまう「開張足」が原因で、中足骨骨頭部分に痛みが起こります。
原因は、足サイズに合っていない靴を履くことや、足指の筋肉が衰えることで起こります。
対処法としては、足サイズに合った靴を履くことや、足指の筋肉を鍛えることなどです。
中足骨骨頭痛について詳しく知りたい方は、「中足骨骨頭痛とは? 知っておきたい原因と治し方」の記事をご覧ください。
フライバーグ病
中足骨の先端(指側の骨の頭)部分に痛みを伴う場合、「フライバーグ病」が疑われます。
フライバーグ病(別名:第二ケーラー病)は、患部に繰り返し圧力がかかることが原因で骨が(微小の)骨折・変形・壊死などを起こします。
フライバーグ病は原因不明なことが多い疾患ですが、基本的には中足骨の変形・骨棘形成などを起こした箇所への血流が悪くなり、部分的に成長が止まる(壊死する)ことで起こります。
対処法としては、運動を行わず足を休ませること、足サイズに合った靴を履くことです。
フライバーグ病について詳しく知りたい方は、「フライバーグ病とは? 知っておきたい原因と治し方」の記事をご覧ください。
足裏の指間(指と指の間)が痛い
足の人差し指と中指の間や中指と薬指の間、薬指と小指の間が痛む場合は、「モートン病」が疑われます。
モートン病は、足裏の付け根にある神経が圧迫されることで起こります。
足サイズに合わない靴を履き続ける、骨格変形が原因で発症します。
対処法としては、足サイズに合った靴を履くことや、足指の筋肉を鍛えることです。
モートン病について詳しく知りたい方は、「モートン病とは? 知っておきたい原因と治し方」の記事をご覧ください。
つま先が痛い
つま先が痛いときは、「ハンマートゥ」または、靴のサイズが合っていないことが考えられます。
ハンマートゥ
ハンマートゥとは、足の指がZ字型に曲がって固まってしまう症状です。
通常は指の長い人差し指で発症しますが、中指や薬指でも起こることがあります。
ハンマートゥは、サイズの合っていない(サイズが小さい)靴を日常的に履き続けると、足指が窮屈な状態となる時間が長くなり、やがて指先が曲がったまま固まってしまいます。
対処法としては、足サイズに合った靴を履くことや、足指のストレッチをすることです。
ハンマートゥについて詳しく知りたい方は、「ハンマートゥとは? 原因と治し方について」の記事をご覧ください。
足サイズが合っていない
主に大きめサイズの靴や、ヒールの高すぎる靴を履くことで起こる状態です。
このような靴は、靴の中で足がすべり、足先が靴に当たるからです。
対処法としては、足サイズに合った靴やヒール高さ3cm以内の靴を履くことです。
くるぶしが痛い
くるぶしが靴に当たって痛いのは、サイズが大きすぎる靴を履いている、履き口の素材が硬い、靴の履き口の形状が足に合っていないなどが考えられます。
対処法としては、自分の足のサイズや形状に合う靴に変えるか、履き口に靴の保護クリームを塗ったり温風を当てたりして、履き口を柔らかくすることです。
足の甲が痛い
足の甲が痛む場合、足サイズに合っていない靴を履いているケースが考えられます。
足サイズには、足長・足幅・足囲とありますが、このうち、足幅と足囲が靴に合っていない(靴が小さく足が大きい)場合、足の甲が痛むことがあります。
この場合の対処法は、足幅・足囲が自分の足に合っている靴を選ぶか、靴ひもで調整することです。
反対に、靴が大きく足が小さい場合、足の甲部に隙間ができて、歩くたびに靴に当たって痛むこともあります。
この場合は、靴ひもで調整するかインソールを使うなどして、隙間を埋める工夫が必要です。
失敗しない! 正しい靴選び方
いくつかの症状と対処法をご紹介しました。
ほとんどの原因に共通しているのが「自分の足サイズに合った靴を履いていない」ことです。
窮屈な靴はもちろんよくないですが、大きすぎるのもよくありません。
前述のように、足のサイズは「足長」「足幅」「足囲」と3つあります。
指先の最も長いところから、かかとの最も出っ張ったところまでの長さ。いわゆる一般的な靴のサイズ | 一番幅の広い、「親指の付け根」と「小指の付け根」を一周取り巻いた長さ | 一番幅の広い、「親指の付け根」と「小指の付け根」を結んだ直線 |
靴を選ぶ際は、感覚ではなく自分の足サイズ(足長・足幅・足囲)をしっかりと測ったうえで、それに合う靴を選びましょう。
足にトラブルを抱える人は靴選びが間違っていることが多い傾向にあります。
適切な靴を選べるように、以下の3つを実践してください。
なお、靴選びは夕方に行うのが最もよいとされています。
足幅と足囲が一致しているもの
靴選びで厄介なのが、「足幅」と「足囲」です。
自分の足サイズ(足長)を把握していても、足幅や足囲まで把握している人は非常に少ないのではないでしょうか。
下の表にあるように、同じサイズ(23.5cm・4E)の靴であっても、製品によって足幅と足囲は異なります。
商品 | A | B | C |
---|---|---|---|
足幅 | 10.0cm | 8.4cm | 8.0cm |
足囲 | 22.5cm | 21.4cm | 23.5cm |
自分の足サイズ(足長)だけではなく、足幅、足囲に合った靴を選ばないといけないのは理解されたと思いますが、ほとんどのお店では足幅・足囲が公表されていません。
これが靴選びを厄介にさせる原因です。
正しいサイズの測り方についてはこちらをご覧ください。
簡単に足のサイズ(足長・足幅・足囲)を計測する方法をご紹介しております。片足約30秒で終わりますので、靴のご購入前に正しいサイズを計測してください。
フィット感のあるもの
靴を履いたときのフィット感はとても大切です。
緩くてもきつくてもいけません。
- 土踏まず部分がフィットしているか?
- 歩いたときにかかとが上下しないか?
- 歩いたときに足の甲が支えられているか?
などを確かめましょう
適度な隙間があるもの
フィット感を確かめたら、次は隙間の確認です。
- 靴を履いたときに足指が自由に動かせるか?
- かかとに小指が入る程度の余裕はあるか?
などを確かめましょう。
それ以外にも、かかとが高すぎる靴やつま先が窮屈な靴は、履くなとは言わないまでも、履く回数を減らして日常的に常用しないことで、足への負担を大きく減らせます。
足に合わない靴を履くのは控えることが大切です。
魔法の靴屋さんについて
幅広シューズの専門店「魔法の靴屋さん」では、さまざまな足のトラブルに対応したおしゃれな靴を厳選してご紹介しています。
魔法の靴屋さんの特徴は以下の通りです。
- 1982年創業の通販会社I・E・I(略称アイ・イー・アイ)が運営する幅広靴の専門サイト
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「外反母趾だから、おしゃれな靴が履けない」
「足が痛くて自分に合う靴がなかなか見つけられない」
という方や、
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略称 I・E・I(アイ・イー・アイ)
設立年月日:昭和57年(1982年)9月1日
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